劇場版 BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ 感想 (ネタバレ注意)

劇場版BLEACH第３弾、見に行ってきましたよ～
……ということで、感想を書きます

↓　普通にネタバレがあると思うので、ご注意を




まず、今回の劇場版第３弾は、「これこそがBLEACHという作品なんだ」…と、再認識できる作品でした。
劇場用に作られた特別なBLEACH…ではなく、今まで一護達の周りで起きた出来事を振り返るなど、
BLEACHのまとめと言ってもいいのではないかと思います。

所々に散りばめられていた原作・アニメで見た名場面……中でも、
やっぱり今回のメインキャラである「一護とルキア」が出会った第１話のシーンが多く出てきて、
「BLEACH」のすべてはここから始まったんだ…と、何度も再認識させられました。
一護役の森田さんや、ルキア役の折笠さんが色々な雑誌やラジオなどで、
「今回の劇場版は、第１話と繋がっている」と言っていました。まさに、その通りでした！

そして、迫力あるバトルシーン。
やっぱり中でも、一護vsダークルキアのシーンはかなり良かったです。
でも、予告とかジャンプとかで、あれだけ一護vs護廷隊(恋次・修兵・白哉・日番谷とか…)に注目…
みたいなことが書かれていましたが、そんなに目立ってなかったような……(汗)
でも、一つ一つの戦いにはちゃんと意味はありましたよ！
ルキアの事を思い出してもらおうと、必死になっている一護の一つ一つの言葉がすごく印象的で。
その言葉に対して、恋次や白哉の頭によぎる過去の思い出を見ていると、
今までの話を思い出さずに入られなくなりました。
そして、もう一度最初から原作が読みたくなりました

もちろん、一護だけではなく、護廷隊の活躍もすごかったです
ちなみに、夜一さんと砕蜂のシーン…笑えた(笑)
笑えたといえば、いつもお決まりの事をやる(?)、恋次・白哉・剣八の三人。
「蛇尾丸・ザ・ライド」のシーンの一護と恋次の会話が最高に面白かったです。
相変わらず白哉はイイとこどり、剣八はまたすごかった(笑)
……あと浦原さん、すごくかっこよかった～　大活躍ですね、浦原さん
そして、コンも大活躍でしたよ～
コンがいなかったら、一護が立ち上がれなかったかもしれませんね。

そして、気になっていた存在…オリジナルキャラの姉弟。
どうして、「姉」・「弟」としか発表されていなかったのか、見れば全てが分かります！
この二人は、劇場版用に作られたオリジナルキャラという存在ではなく、
元々BLEACHに組み込まれていたキャラだと思えるような存在でした。
ルキアと姉弟との最後のシーンは言うまでもなく感動しました。


ということで、色々と書き足りないですが、このままじゃ終わらないのでそろそろまとめに。


今回、予告やキャストインタビューなどで何度も出てきたキーワード「絆」。
「絆」は目に見えないものではあるけれど、とてもとても大切なものなんだ…
という想いが、すごく伝わってきました。

そして、もう一つキーワードともいえるのは、タイトルにもある「名」。
友達や家族など、周りの人たちに自分の名前を呼ばれることが、
どれだけ幸せなことなのか、今回この作品に教えられました。

そして、エンドロールの前の最後のルキアの言葉。
「死神ではない、朽木ルキアだ」
最高な終わり方ですね(まぁ、エンドロールの後が本当の終わりだけど……)
まさに第１話と繋がってます。

ちなみにエンドロールの映像は、斬魄刀の影絵。
これでも良かったので、文句はないんですが…ここで、一護とルキアの今までの名場面(例えば第1話の映像とか)が流れたらもっと良かったかな??…という感じはしました。

…ということで、今回の劇場版は、BLEACHの全てが詰まっているストーリー
そして、キャストインタビューでもあった「原点回帰」でした。


以上です。


これからノベライズ版を読み始めます。
そして、冬休みにもう１回見に行きます(笑)